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 粘土をしていると粘土を均等の太さにしないといけないことがよくあるので、パスタマシンを買いました。1年くらい前のことです。しかし、一度もパスタマシンとして使わずに粘土用にするのは気が引けたので、まずは麺作りをしようと思ったのです。もし、使い勝手がよかったら麺作りのためにもう一台同じものを買おうと思っていました。

 でもなかなかやってみるチャンスもないままに、今日までパスタマシンを放置する結果になりました。今日、やってみようと思いつき、頑張ってやった結果が写真。練るまではうまくいったのですが、パスタにしようとしたら、細い方は麺がぶちぶち切れてしまうので、太い方にしました。そうしたらなんとかできました。

 それを「麺がくっつかなくなるまで棒にとって1時間ほど乾かしなさい」と本に書いてあったので、菜箸でできあがってきたパスタをすくい取り、食器棚とテーブルの間に棒を置いてそこに置きました。

 ところが時間が経つにつれ、麺が長~く伸びて薄~くなり、菜箸にすがっておれなくなったパスタの一部が切れて下に落ちてしまいました。2~4日後が食べ頃らしいのですが、どんなパスタが食べられるか不安。麺の太さが均等でないから、ゆで上がり時間がまちまちになる…さぁ、困ったぞ。無謀な挑戦だったかも。パスタマシンも安物だったからか、伸ばすときに目盛りによってはハンドルがスムーズに回らないし同じものをもう1台、買うことはなさそうです。

 こういうわけでパスタマシンは粘土用になりました。粘土は伸ばすのに使うだけだから「まぁいいか」と思っています。3㎜の太さはうまくできるかわからないけれど、2㎜~1㎜はうまくできるので。

 

 とはいえ、笑いにあふれたとても楽しい時間を過ごせました。

 

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ジョチュウギクの線香を作りました。除虫菊はまるでマーガレットのような花です。でも、真ん中の黄色のところをすりつぶして、たぶ粉というものを加えて水で混ぜると線香ができました。たぶ粉というのはタブの木というのがあって、その表皮だったかを取って粉にしたものだそうです。たぶは漢字で書くと「椨」です。そういう木があることを始めて知りました。

 昨日、魚釣りの好きな友人からおもしろい話を聴きました。

その人が魚を処理しようと包丁を入れたら、同じ種類の魚でも魚ごとに臭いが違っていたそうです。不思議。

 でも、考えて見れば、人間だって同じ。同じ家で同じものを食べていても体臭とか違っていますものね。

 

 もう一つ、興味深かったのはチヌを3尾釣ったそうですが、見た目は同じだったけれど、よくみるとうち1尾はガリガリにやせていて、3枚におろしてもほとんど身がなかったそうです。産卵した後のチヌだったようです。

 それから、ウミタナゴという魚がとてもまるまる太っていたので、「卵を持っているのかなぁ」と思っていたら、中に袋みたいな物があって、その中に4~5㎝の小魚が30くらいいて、それはその魚の子ども達だったそうです。ただもう死んでいたそうです。魚ってみんな卵を産むのだと思っていました。おなかの中である程度まで育ててから産むなんて…。だから、「たなご」…店子なんかなぁとその場でみんなと話しました。

 産卵後の痩せたチヌ、妊娠中のウミタナゴ、釣ったときにわかっていたら逃がしたのになぁとその友人が言っていました。

 今は、魚たちの産卵の時期なんですね。