昨日、魚釣りの好きな友人からおもしろい話を聴きました。

その人が魚を処理しようと包丁を入れたら、同じ種類の魚でも魚ごとに臭いが違っていたそうです。不思議。

 でも、考えて見れば、人間だって同じ。同じ家で同じものを食べていても体臭とか違っていますものね。

 

 もう一つ、興味深かったのはチヌを3尾釣ったそうですが、見た目は同じだったけれど、よくみるとうち1尾はガリガリにやせていて、3枚におろしてもほとんど身がなかったそうです。産卵した後のチヌだったようです。

 それから、ウミタナゴという魚がとてもまるまる太っていたので、「卵を持っているのかなぁ」と思っていたら、中に袋みたいな物があって、その中に4~5㎝の小魚が30くらいいて、それはその魚の子ども達だったそうです。ただもう死んでいたそうです。魚ってみんな卵を産むのだと思っていました。おなかの中である程度まで育ててから産むなんて…。だから、「たなご」…店子なんかなぁとその場でみんなと話しました。

 産卵後の痩せたチヌ、妊娠中のウミタナゴ、釣ったときにわかっていたら逃がしたのになぁとその友人が言っていました。

 今は、魚たちの産卵の時期なんですね。